日本の年間平均降水量は1,500〜2,000ミリと言われています。雨の多い日本の屋根に求められる第一の性能は、やはり防水性と言えましょう。 淡路瓦の陶器瓦は表面のガラス質、いぶし瓦は炭素膜により水をはじきます。また滑らかで水はしりがたいへん良く、吸水率も小さい性質をもっています。
吸水試験は試験体を空気乾燥器に入れ、110℃で24時間以上経過した後、取り出して室温まで放置します。これを水温15~25℃の清水中に24時間以上浸して、吸水量を測定します。
<吸水率の求め方>
<JIS規格> | <試験結果> | ||
---|---|---|---|
釉薬瓦 | 12%以下 | 淡路釉薬瓦 | 8.6% |
いぶし瓦 | 15%以下 | 淡路いぶし瓦 | 9.8% |
試験片の表面を上にして水平に置き、その中央部II図のような内径約35mm、高さ約300mmのガラスまたはアクリル樹脂製の管を立て、管の底から250mmの高さまで水を入れ、そのままの状態で24時間静置した後、裏側の漏れ、または水滴の有無を観察します。
<JIS規格>
裏面に著しい漏れ、または水滴が生じないこと。
<試験結果>
路陶器瓦、いぶし瓦ともに、裏面に漏れ、および水滴は認められませんでした。
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