淡路瓦は、幾多の時代と社会の変遷のなか、400年の歴史を刻んだ伝統工芸的地場産業です。 その間、先人から子々孫々へと受け継がれ、知恵と美意識に磨かれた瓦の形状は、実に数千種類にも及んでいます。 日本の屋根を代表する淡路瓦として、その巧みな組み合わせにより、あらゆる建築物、建築様式に飽きることのない詩情と普遍美を表現し、都市の街並や田園風景にしっとりとした調和と奥深い情緒を生み出します。
私たちは、淡路瓦の名前にもう一つの呼名を付けました。 「A・KAWAERA」=「A」はAWAJIの頭文字であり、A・KAWAERAとすることで、“アワジのカワラ”を表しているほか、“エエ・カワラ”あるいは“エースのカワラ”などの意味を含めたネーミングです。